いつも比較したがってる心

クラスに参加している側でも教えている側でも、結構頻繁に起こりうる状況で注意しないといけないことがあります

比較をすること、競争をすること

例えば、あるアーサナを取る時に他の人は苦戦する中、自分は容易く取っている時に「褒められたい」「自分は他の人より優れている」「注目して欲しい」「得意気になる」など自己顕示欲、承認欲求、慢心が出てくる

例えば、あるアーサナを取る時に自分は苦戦している中、他の人は楽に取っているのを見た時に「自分はだめだ」「あの人ばかり注目を集めて!」「あの人に負けたくない(←ヨーガの目的自体はそこじゃない)」など、劣等感、競争心、嫉妬が出てくる

私は平気!そんなことはないと思っても、見ようとしていない、気づいていないだけということはよくあるので、是非自分がアーサナを取っている時、他の人の様子が目に入った時に内から湧いてくるものを確認してみてください

比較する心、承認欲求って思っているより相当根深いです

ヨーガを続けると、ある程度乗り越えられて自分はもう大丈夫だと思ってしまう時期があるのだけど、実は残っていて増殖の機会を狙っていることはよくあります。クラス中に湧いてくるということは、普段も程度や対象は個人差あれ起きているはずだし、普段も何らかの状況でそういう思いや感情が湧くという人は、クラス中にも起きている可能性があります

いつでも内観し、内省する。湧いたら認めて、それ以上耳を貸さない。比較して一喜一憂しているうちは不満や不安や心配がついて回る

他の人のやっている姿を見ることは、勉強にもなるからそれ自体は差し支えないけれど、「すごい」とか「私はだめだ」と思っても、それを口に出さないこと。そういう言葉を発することにより、相手の承認欲求を大きくするかもしれないし、「自分は駄目だ、私なんて」というマインドを大きくするかもしれない

私自身は昔、生徒として参加している時に、ヨーガ始めて数年、哲学も学んでいるのにそういう心が出ていました。絶対そういうのが湧いているのに、私はそんなことないと認めようとしなかった

あからさまに見せびらかすタイプではなくて、「(私は)先生に認められたい、褒められたい」というタイプの方。私はヨーガくらいしか熱意を持って続けられたこともないし、特に頭が良いわけでもないし、才能や特技もないので、ヨーガで褒められることで自分の価値が得られると思ってたんでしょうね

当時の先生は出来る人ほど、周りが劣等感や嫉妬を覚えるほど褒める方でした。自慢ではなく事実として褒められる機会が多く、周りの生徒さんの中で素直な人達からも、称賛されたりすることもあって

「それは言い過ぎだよ!」「目立つからやめて!」と思いながらも、嬉しかったし、でも、いつもこの位置にいないといけないのではと変なプライドもありましたよ。先生のせいではないけど、私の持っているエゴが反応しやすい環境ではあったかも

でも、その先生によく思われても真理を悟れるわけでないし、「私」というエゴが大きくなり承認欲求という欲望がある限り、それ自体いつまでも満たされるものではない。来ては過ぎ去っていくものだし、満たされても一時的。いつまでも苦しいし、無意味だと心底気づき始めた時期があったんですよね

それ以来、注意深く見るようしています。環境を変えたいと思っていたら今の先生に出会い、現先生はそういうところに厳しい方なので、いつも注意深く内観し、出てきたらそれ自体は満足ではなく妨げしか生まないよ!と識別し、離れることを繰り返しています

そうするうちにだいぶ解消していきましたが、きちんと内観していると承認欲求は完全に0ではないから、日常生活でも気づくし、そういうのを持っているからと生徒で参加する時は気を引き締めて、しっかり自分に集中するようにしています

一方で、自分がクラスをする時に生徒さんを褒める時は、私の言動でその生徒さん自身とか、周りの生徒さんを刺激しないように気をつけているし、生徒さん同士で比較や競争心が芽生えないように、生徒さん各々の言動にも注意して見ています

体の動かし方を学ぶだけがクラスではなく、自分の持つ我、傾向に気づいたり、我を捨てていく態度を練習するのもクラスで学ぶことだと思っています。失敗したら、また挑戦すればいい

ちなみに、最近、自分の写真とかアーサナの写真を掲載するようにしています。それは、誰かに見て欲しいというよりは、エゴをなくしていく練習って感じで自己満足の世界ですが。

何度も繰り返すけど、自分と誰かや何かと比較し、湧いてくるものは傲慢であっても、劣等感であってもエゴ。私の場合は幼い頃から自己肯定感が低く劣等感を持っている方のタイプで、認めてほしいけど「私なんてどうせ何やっても上手く行かない」というマインドが強くあって、自分を信じられていない

自分の事を表現したり表に出るのが苦手です。前に出てみるものの緊張して上手くいかなかったり、誰かや何かの気を引こうとして変なことして嫌われるタイプでした。だから、今人前に出るこの仕事は修行のひとつです私にとって。

顔を出したり、アーサナとか載せることにめっちゃ抵抗があったけれど、今年春くらいから前に出ることをしようと、いろいろ試しています。動画とかも。まだ引きの画ばかりで、アップの場合は目を閉じているか、横顔しか載せたくないけど(苦笑)

いつからなぜそういう思いや欲望が起こり傾向が続いているのかははっきりさせなくて良い。考えてもキリがないわけで、それよりも大事なのはそれに気づいて解消していく方向にエネルギーを使っていくこと

ついでに、写真はティッティバーサナ(ホタルのポーズ)というアーサナで、昔は出来なかったのですが腕の力で支えるというより、脚を中央に寄せつつ、上半身の引き上げや体幹を使って支えるのが肝だと思います

別のアーサナで上半身の引き上げを数カ月間意識的に行っていたら、ふと出来るようになったので、全部リンクしています。こうやって、転んではやってみての繰り返しで出来るようになっています

自分の成長を確認する目安

ヨーガは続けるもの