買い物は支持

Instagramに載せたのですが、少し前に、手持ちのウールのセーターを手洗いしてあまり絞らずに干したら重みで裾が伸びてしまい、縮める方法を調べている過程で、ウール製品は羊の苦痛の上に成り立っていることを知りました

毛皮製品とは違い、殺さないから何も苦痛はないと思っていたら…そうではなかった!

毛を沢山取るため皮膚の面積を広くする品種改良させたり、そのために毛の重さで内臓に負担がかかっていること

重さでたるんだ皮膚にシワが出来やすく、特に肛門や陰部周辺のシワにハエが卵を産みウジがわきやすいため、麻酔なしで羊の尻尾や肛門周りの皮膚をハサミで切り取るという「ミュールシング」という行為が行われていること

(麻酔をする農家もあるそうだが、それでもかわいそすぎる。切り取っても薬を塗ってあげないケースもあるそうで、感染症を起こす子もいるそう…)

これを廃止する動きや、ミュールシングフリーのウールを使ったり製品を扱っている企業もあることも知りました。買い物はその行動に支持すること・肯定だから、どんな経緯で作られたものかまで考えて購入したいものです

調べた時に、お尻が血まみれの羊の画像が載っていて、すごくショックでした

しかし、身の回りで見渡せば苦痛や犠牲の上で作られている製品がたくさんあります

革製品はもちろんのこと、ダウンジャケット、羽毛布団も…!「そういえば…」と、ある日気づいたのです

どうやら、羽毛に関しては何回も羽を得られることが出来るから、生きたまま羽をむしり虐待するか、屠殺をして羽を得ている農家もあるようです。これも、ネットに記事と共に画像が載っています

化粧品や医薬品も動物実験をしているものもありますし

食べ物に関しては食肉、魚肉、一部の卵や牛乳はすぐに思いつきますが、菜食でいけるココナッツ製品も、実は動物が苦痛を受けているケースがあることを数年前に知りました

人間が収穫している地域もありますが、猿を奴隷化し過酷な労働を強いている地域もある

動物虐待をする人だけではなく、普段快適さ便利さ食の楽しみを追求している私達も、自分が手をくださないものの買い物を通じて暴力を容認していることになる

人間はなんて残酷な生き物なのかと、自分自身も責めたくなる一方で、人間は他の生き物より少し器用で良い面もある。自分だけでなく他の生き物を愛し守るために使える高度な脳や手足を持っているわけで、助けることも出来る

『自分だけでなく周りのものに苦痛を与えないこと』という、非暴力(アヒンサー)という教えがありますが

先生から欲望の質や大きさと暴力は比例すると教えられてから、手に取るもの、身につけるもの、口にするもの、日常の過ごし方、欲するものをよく考えるようになりました

これを守り生活することは困難ではなくて、想像力を働かせれば何をしたら良いのか?行動を変えていけます

自分や家族や友人が生き物だとして、もし切り刻まれたり、殴られたり、痛めつけられて出来る製品を使いたいのかどうか?彼らを助けるにはどうしたら良いか?

(そうなってしまうこともカルマだと割り切ることも出来るが、毎日の行動もカルマなので、暴力を容認することも必ずいつか自分に返ってきます)

代替品や別の案でどうにかならないか?使用したり欲すること自体を自制することは出来ないか?、製品が手に届くまでの現状を知ること

本当に必要だとしたら苦痛フリーの企業が出しているものを買う(割高でも、疑問を抱き実際に行動している人の応援になる)、無理なら中古(新しい犠牲を生まないで済む)で使えるものを探す、菜食になること(食肉や養殖は資源を多く使う。環境負荷)

出来ることはたくさんあります

お金、時間、知性、体、能力の使い方を善きものにしていくこともヨーガで、日々の中で学んでいる最中です。アヒンサーのもと過ごしていくのは窮屈でも退屈でもはなく

自己中心の狭い心から、少しずつ周りを慈しむ気持ちを育み心を開いていくことが出来る豊かな教えです

欲するものが少ないほど、経済的な負担以上に「これがないと不安だ・不満だ/これがあるから不安だ・不満だ」など、精神的な負担や緊張も実はぐんと減って身軽に生きられるようになってくる

これも暴力