ハタヨーガのルール2

生徒さんからのご質問や自主練習の様子を聞いて、自分だけでハタヨーガを練習する時に注意することを改めて記録しておきます

以前書いたハタヨーガのルールも、改めて確認してみてください

◎呼吸に動きを合わせる◎
動きに呼吸を合わせると素早く雑な動作になりやすい。肉体の使うべきところが使われず効果が得られにくくなったり、怪我を招くこともある。動きが雑だと呼吸も雑だったり、観察も雑になる傾向が強いです

なので、呼吸に動きを合わせる。それが自然で負担なく効率よく体を使う方法。浅く苦しい呼吸だったとしても鼻呼吸で、その呼吸に動きを合わせるように続けていく

重複するかもしれませんが、以前の記事も参考にしてみてください

優先すべきは呼吸

◎力任せに動かない、無駄な力を抜く◎
力任せにアーサナを取っている時は呼吸が止まっているか、不自然な呼吸をしていることがよくあります。すると体もきつくなってくるし、「辛い」「苦しい」で頭がいっぱいになり、観察どころではないはずです

本来、アーサナによってエネルギーを生み出し蓄えていくはずが、エネルギーが消耗するような体の使い方をしてしまいます

不自然に身体に負担をかけて怪我を招いたり、アーサナによっては頭痛やめまいを起こすこともあります。いつも無駄な力みがないか?観察をして確認する癖をつけていきます

◎期待なく続ける◎
練習を続けることにより、あるところまでは分かりやすく肉体的・精神的な変化を感じられますが、あるところからは変化のスピードが落ちたり、足踏み状態な時があります

人工物は変化が一定だったりスピードも早いですが、自然のものはゆっくり創造され朽ちていきます。振り幅があったり不規則に変化することもあります。人も自然の一部ですから、期待なく続けるしかありません

何年何十年と当たり前に続けてきた体質、気質、習慣、癖はそんなにすぐに変わりません。荒い部分は比較的すぐに変わるけど、より精妙な部分は時間や忍耐が必要です。(純粋で強い意志、熱望があれば神の恩寵でかからないかもしれない)

技術的な部分で正しく行っていて、あるところから足踏み状態なら喜ばしいことです

早くこのアーサナが出来るようになりたい、肉体なり内面の部分なり早く自分の○○を克服したいという気持ちが、動機となりプラスに働くこともありますが、様子を観ていると人によってはマイナスに働いているなと感じることもあります

誰かや何かと比べ出したり、無理をして肉体に負荷をかけ過ぎたり、この方法で練習しているのは意味がないのでは?別の方法が良いのでは?と疑い出したりもします。早さなり結果なり自分の望んだ通りにならないと、止めたり別の方法に手を出す…を繰り返し、結局何も変わらない、安心出来ずにいるというパターンが多いです

昨今は、インスタントなものが好まれます。早く、簡単に、楽をすることが好まれます。そういう物や方法が身の回りに蔓延しているし、そもそもエゴ(心)自体がそういうものを好みます

焦ったり、不満足だったり、疑いが出てきたら、そうしたがっている心に耳を貸さず気づいてみましょう。そして期待なく「今」の体や精神の状態を感じながら練習を続けてみましょう